アイキャッチのデザインがダサい…
ブログをおしゃれにしたいのになんだかうまくいかない。
と困っていませんか?
頑張って作ったのになんで?
ダサくなる原因はデザインのルールを知らないから。
この記事では、デザインがダサくなってしまう理由とその解決策をご紹介します。
デザイナー歴16年のぴっぴがお伝えします
紹介する内容を知っているだけでダサいデザインが劇的に改善しますよ。
ダサいデザインの代表例9つ
写真を活かせていない
アイキャッチを作るとき、なんとなく似たサイトのマネをしていませんか?
よく目にする「写真の上に帯と文字を乗せている」パターン。
はっきり言います。これ、ダメです!
写真は文字よりも多くの情報がぱっと見ただけで伝わります。
余白のある写真を選び、写真を活かしましょう。
情報を詰め込みすぎ
ブログやWEBサイトを見に来てくれた方は、自分の知りたい情報だけを探しています。 なんとなく見に来た人は、すみずみまで読んでくれません。
アイキャッチはアイ(目)をキャッチするためのもの。
「興味があるものかどうか」がパッと伝わればタイトル文も読んでもらえます。思い切って情報を削りましょう。
情報の優先順位が不明
Q. 下の画像のどの文字が一番目立ちますか?
A. すべての文字や写真を目立たせようとすると、どれも目立たなくなります。
「目立つ」ためには他との対比が必要で、対比が大きいほど目立ちます。
どれもこれも重要、ではなく優先順位の高いものを「残す」・「装飾する」ようにしてください。
余白がない
「デザイン」は「情報を整理する」こと。
余白があることで文字やイラストの関係性が一目でわかるようになり、デザインが洗練されるんです。
- 読みやすいようにと枠ギリギリまで文字を大きくする
- 枠やモチーフとの距離が近すぎる
- 画面の中に余白がない
余白を作るだけで素人っぽさがなくなりますよ
位置がバラバラ
アイキャッチのデザインはとにかく「そろえる」が基本。
文字やモチーフは位置をそろえましょう。
文章の段組みのイメージで「2段目は1字分空ける」こともアイキャッチでは×。
上の画像は左右がそろっていますが、左そろえ、右そろえ、中央そろえどれでもOKです!
色がダサい
蛍光色は使わない
彩度の高い、黄色、ピンク、黄緑、水色、紫などの「蛍光色」は、かなりの上級者じゃないとオシャレにまとめるのが難しい色。 なのに何故か割と使われがちなんですよね。
「目立たせよう」と思っても蛍光色は逆に見づらくなってしまうので、目に優しい色を使いましょう。
原色からずらそう
デフォルトで設定されていることも多く、使ってしまいがちなガビガビの色。
同じように見える赤でも、デザインが上手な人は少し彩度や明度をずらして使っています。
プロのデザイナーは黒も真っ黒ではなく濃いグレーを使っています
虹色はやめよう
虹色は綺麗だけど使いこなすのは難しい!
赤は情熱的、危険、強さ
青は冷静、知的、さわやか
など色によってある印象も虹色だと曖昧になりがち。読みにくさも満点です。
- 全部の文字が読みやすい色であわせる
- グラデーションは2色まで
- 色のトーンをあわせる
つまり、やっぱり虹色は難しい。
素材の扱いが雑
イラストや写真素材が中途半端に切れている。
素材の端が切れてしまっていると雑な感じがあふれ出します。
- 切れていない素材にする
- 切れないところまで大きくする
- 切れているところを隠す
などの方法で見切れ感をなくしましょう。
文字や素材の縦横比を変えない
- 縦横比を変える
- 斜体にする
- ムダなふちどり
フォントは専門のデザイナーさんがキレイに見えるように精密に設計したもの。
つぶしたり引き伸ばしたり、縦横比を変えるのはダサくなる原因!イラストや写真も同じです。
幅に合わせたい時は、文字の大きさや字間で調整を。
縦長に見せたい時は最初から縦長のフォントを選んでくださいね。
装飾がダサい
影の入れ方がダサい
影をつけるのは「影を目立たせたい」からではなく、「文字を目立たせたい」からですよね。
影は自分がつけたい濃さよりも薄くするのがコツです。
- 影はあるのがギリギリわかる程度まで薄くする
- 文字から影を離しすぎない
古臭い
ワードアートに代表される、初期設定にありがちな装飾はダサいの見本市です。
画像がカクカクだったり、グラデーション満載のリアルな装飾、昔のiPhoneのようなぷっくりした立体的なボタンは今っぽくありません。
おしゃれは時代にあわせてこそ。
- ほかのブログよりも大きな企業のサイトを参考にしてみる
- 2020年現在はフラット、2色のグラデーション、淡いドロップシャドウと角丸デザインなどが流行っているようです
デザインがダサくなる理由まとめ
ダサくなるのにはちゃんと理由があるんですね。
- 写真を活かせていない
- 情報を詰め込みすぎ
- 情報の優先順位が不明
- 余白がない
- 位置がバラバラ
- 色がダサい
- 素材の扱いが雑
- 装飾がダサい
- 古臭い
これを意識して避けられれば、ダサいデザインから抜け出すことができます。
「デザインがダサい」から卒業できるおすすめ書籍
デザインはセンスと思われているかもしれまんが、ルールを知っているだけで相当に差がつきます。
デザイナーではない方はあまり重要だと知られていないけれど、とても重要なのが「余白」。
余白についてはこちらの本に詳しく書かれています。
デザインのルールの中でも難しくないので、デザインの最初の1歩に。
余白だけでなくもっと広く、詳しく学びたい方にはこちらの本がおすすめ。
フォントや色の選び方、図表やターゲットごとに印象を変えるテクニックまで網羅されています。
アイキャッチ作成のおすすめツール
無料デザインツールのCanvaはテンプレートも豊富で操作もしやすいので、デザイン初心者さんにおすすめです。
Canvaでダサいデザインを作らないコツは、テンプレートの装飾をできるだけいじらないこと。
デザイナーさんが考えた一番おしゃれな状態でまとまっているので、変更は必要最小限にしましょう。
アイキャッチを整えたらすること
アイキャッチを整えたら、Pinterestへの投稿がおすすめです。
Google検索とは別の流入源になりますよ。
こちらの記事で詳しく紹介しています。
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