そもそもヒップシートって何?
ここ数年人気をぐんぐんと伸ばしているヒップシートキャリア。
ヒップシートキャリアとは、腰部分に赤ちゃんを乗せる台座のついた抱っこ紐のこと。
台座部分だけでも使えるのが特徴。
肩ベルトなしでも使えるため、肩への負担軽減や装着の手間なく抱っこが可能です。
また、年齢が上がって抱っこ紐を嫌がったりサイズアウトしてしまった子にも使えます。
ヒップシートキャリアはいつから使う?
ヒップシートのキャリアパーツを使用して抱っこ紐のように使う場合はおおよそ赤ちゃんの腰がすわりはじめる時期から使えますが、専用のパーツを使用することにより新生児から使えるものもあります。
ヒップシート台座部分のみの使用では首すわり前までは横抱っこの補助具として使用する感じになります。
横抱っこも日々重くなってくる赤ちゃんを腕だけで支えるのは大変で、腱鞘炎になったというママもたくさんいます。
その際、ヒップシートの腰ベルト部分を使えば肩や腕、手首などへの負担が軽減されます。
また、赤ちゃんが10kgに近づいてくるとだんだん抱っこ紐では肩への負担が気になりはじめます。
その際、2つめの抱っこ紐として選ぶ人が増えています。
ヒップシートはこんな人におすすめ
- 赤ちゃんが歩き始めて、抱っこと歩くを頻繁に繰り返す(1歳過ぎから2歳過ぎのお子さん)
- 歩けるがなかなか自分で歩いてくれない
- 肩こりがひどい
- 腰痛もちではない
赤ちゃんが歩き始めて、抱っこと歩くを頻繁に繰り返す(1歳過ぎから2歳過ぎのお子さん)
歩き始めた頃は長く歩けなかったり、すぐ抱っこと言われたり抱っこしたりおろしたりの繰り返しが多くなります。
その際キャリータイプの抱っこ紐だとつけ外しが大変。
特にアウターを着る季節だと、荷物をおろし、コートを脱ぎ、肩ひもの着脱、となるのでなかなかの手間に。
その点ヒップシートであれば台座に乗せおろすだけなのでらくちんです。
歩けるがなかなか自分で歩いてくれない
娘と息子がいますが、息子は小さいころから割と自分で歩いてくれましたが、娘は小学校入学まで抱っこ抱っこばかりでした。
こどもの性格や体格などで、大きくなったけどなかなか歩いてくれない子には使い勝手の良いアイテムです。
肩こりがひどい
私は肩こりがひどく、毎月鍼や整体に通わないと、抱っこ紐を使っただけで頭痛がして1日動けなくなってしまうほどでした。
ヒップシートキャリアだと肩への負担が分散されるため、肩こりの人にはぜひ使ってもらいたいアイテムです。
腰痛もちではない
抱っこ紐をほとんど使わず抱っこをしていた時期に、子供を持ち上げようとしてぎっくり腰になったことがあります。
腕のみでの抱っこだと前傾や後傾姿勢になったり、左右どちらかに重心がかたよることで、肩や腰、手首などへの大きな負担につなる可能性が。
普段から腰が弱い方でなければ、むしろヒップシートを使った方が無理な姿勢をとらず体の負担も分散されます。
ただ、ヒップシートの台座部分だけ使うと、どうしても腰へ負担がかかります。
赤ちゃんが重くなってきたときには腰痛持ちの方だと辛いと聞きますので、その場合はスリングタイプの抱っこ紐もおすすめです。
ヒップシートのメリット・デメリット
ヒップシートのメリットデメリットをまとめました。
土台がかさばることを許容できればヒップシートはメリットが大きいですね。
ヒップシートはいつまで使える?
ヒップシートは15kg~20kg、36か月まで対象がのものが多いです。
女の子に比べ男の子のほうが幼児期には大きいため、3歳で15キロを超えてしまうことも。
大き目の子にはできれば長く使えるヒップシートを使いたいですね。
対象となる月齢はどの商品にも記載されているので、購入時に確認しましょう。
ただ対象年齢だけではなく、赤ちゃん本人の意思で抱っこ紐を嫌がる時期にも使いやすく、抱っこ紐よりもヒップシートのほうが長く使用できます。
BABY&Meのヒップシートキャリアは新生児~48か月(20kg)まで対応
36か月まで対応のヒップシートが多い中、BABY&Meのヒップシートキャリアは48か月まで対応。
専用パーツを使えば新生児~使えます。
娘は足が小さく、小学校でランドセルを背負って歩けるか心配になるくらいよたよた感がありました。
そのためなかなか歩いてくれず、小学校に入る前までずっと抱っこ魔。
そんなときヒップシートキャリアがあると助かりました。(娘は現在小学校2年生ですがまだ18kgです)
ここは育ってみないとわからない部分でもありますので、できるだけ長く使えるものを選んだ方が間違いなさそうです。
BABY&Meのヒップシートで4歳児を抱っこしてみるとこんな感じ
BABY&Meのヒップシートをお試しさせていただいたので、うちの4歳20kgを抱っこしてみました(成長曲線だいぶ上の方です)
対象上限かなりギリギリです。
4歳でもまだまだ抱っこ。
20kgを素手で抱っこするのもなかなか大変で、特に寝てしまった時は夫でも長時間は抱っこできないほど重く感じます。
ヒップシートキャリアがあると腰部分への負荷はあるものの、抱っこしていられる時間は伸びます。
BABY&MeのBELK-Sヒップシートキャリアにある機能
BABY&MeのBELK-Sヒップシートキャリアにある機能をまとめました。
抱っこ紐として使える
キャリアパーツと腰ベルトの台座パーツがあり、ファスナーで組み合わせることにより抱っこ紐としても使えます。
前向き抱っこにも対応。
さらに新生児用パーツを使えば、新生児~長く使えます。
安全ベルト
キャリア部分の内側には安全ベルトつき。
抱っこ紐は意外と事故も多く、かがんだ際に赤ちゃんが上から滑り落ちてしまうなどの事故を防ぐためにも安全ベルトがあると安心です。
座面すべり止め
座面全面にすべり止め加工がしてあり、こどもが滑り落ちにくくなっています。
サイズ調整可能な腰ベルト
58cm~124cmまで調整ファスナーでサイズ調整が可能なため、パパとママで体格差があっても使えます。
取り外し可能な大容量のポーチ
ママの貴重品や赤ちゃんのおむつなどを収納できるマチつきのポーチが取り付けられます。 その代わり、ヒップシートの台座部分には収納はありません。
長く使えて必要な機能のそろったBABY&Meのヒップシートキャリア、ぜひ検討してみてくださいね。
コメント